米連邦公開市場委員会(FOMC)は14、15両日に開催した定例会合で、主要政策金利を75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げることを決めた。1994年以来の大幅利上げとなる。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、7月の会合でも大幅利上げに動くことを示唆。予想外に激しいインフレ高進を抑えるべく、強力な措置を講じる姿勢を明確にした。
FOMCの声明は、FF金利「誘導目標レンジの継続的な引き上げが適切になると見込む」とし、「委員会はインフレ率を目標の2%に戻すことに強くコミットしている」と続けた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-15/RDJ61IT0AFB501?srnd=cojp-v2
パウエル議長は次回会合で75bpないし50bpの追加利上げが決定される可能性が高いと説明。FOMC参加者は政策金利について12月までに3.4%、2023年末までに3.8%に上昇すると見込んでいる。
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