このサイトを始めたいきさつや思いを、まじめに書きます。
私は日本を離れて約27年になります。
うち、25年はニューヨークに住んでいます。
なので、日本の経済や暮らしについて、全然、わかっていません。無知です。
「松本のバーカ！ 日本のこと、知りもしないで！」
はい、おっしゃる通りです。
なので、これはアメリカに住む私からみた日本なのですが、近年、心配になることがほんと多いです。
たとえば：
????高齢化・少子化
????30年以上のデフレ
????上がり続ける税金・保険
????あがらない給料（税金や保険を考えると、むしろ手取りは下がっている？）
????イノベーションが生まれにくい日本企業
????変わらない政治・政府・政治家（むしろ、悪化？）
????そしてこれらにあまり騒ぎ立てない日本人。。。
イーロン・マスクは2022年5月7日のツイッターで
“Japan will eventually cease to exist”とつぶやきました。
日本を飛び出した私が言うのはおこがましいのですが、私は悔しいです。
日本のような国、そして国民は、世界中どこを探してもない、と私は思います。
日本を訪れる度に、私はほんと感動します????
日本の素晴らしさは変わっていない。別の意味でも日本は変わっていないかも知れません。
だからなのか、この30年で、世界における日本のポジションは大きく変わったと思います。
少なくとも”Japan as No. 1″と言えるようなポジションではない。
私は、ほんと不思議なのです。わからないのです。
ただ、それをここで、ごにょごにょと言うのはやめておきます。
少なくとも、少子化という点から見れば、日本の将来は暗くなるかも知れません。この先、10年、20年で改善される問題ではないと思いますから。
ただ、日本の将来と、あなたの将来を重ねる必要はないと思うのです。
“Japan will eventually cease to exist”かも知れない。
でも、あなたまで”cease to exist”する必要はない。
外務省海外在留邦人数調査統計によると、日本からの海外移住者は、年々増加しています。
コロナ禍でも1.5％の増加しました。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/tokei/hojin/index.html
もちろん、海外移住が、すべての日本人の幸せにつながるとは思いません。
ただ、その選択肢はあってもいいと思う。
そして日本で暮らすとしても、仕事のフィールドや生き方、思考・考え方、常識は、世界に向けてオープンであるほうが、たくさんの選択が生まれると思うのです。
なにしろ、日本が世界人口に占める割合はわずか１.６％。
たとえば、日本にいながら米国株に投資をすることは、日本にいながらアメリカ企業のオーナーになるようなものです。もちろん、アフリカやインドなど米国以外の会社や産業にも投資できます。
仮想通貨の世界も、DEFIやNFTなど国際市場にオープンです。
????投資、仮想通貨。。。怪しいぞ、こいつ、と思いましたね。話が変わってきたぞ、と。
わかります。日本では「宗教と投資の勧誘はお断り」の方が多いです。
つまり、日本はそれだけインチキ、イカサマの投資話が巷に溢れ、だまされる人が多いのです。
消費者庁の令和4年版消費者白書によると、副業や投資などの「サイドビジネス商法」に関する昨年の相談は、過去5年で最も多くなりました。年齢は15歳から29歳までが全体の半数を占めています。
https://www.caa.go.jp/…/consu…/white_paper/index.html…
また、以下で楽天証券の米国ETFの売買の上位銘柄を確認できるのですが。。。
https://www.rakuten-sec.co.jp/…/foreignstock.html…
ベア3倍、ブル3倍、ベア3倍、ブル3倍。。。
なんで、こんなに動物の名前が出てくるのだろう、と思いませんか？ あつ森か！と。これらは通常の値動きの3倍に動くレバレッジ商品で「元手が少ないのに、大きく儲けたい」そんな商品です。
もちろん、インデックス投資に比べてリスクは高いです。リスクやレバレッジ商品の特長を理解したうえで投資されるなら良いかと思うのですが、それにしても多すぎる。
さきほどの消費者白書では、意識調査も行っています。
「困った際の相談先として、行政の窓口などは相談先と考えていない」と10代後半が59.2％、20代が41.4％が答えました。
投資話に騙される日本人が多いのは、投資の知識・経験が少ないからだと思います。
それは日本では家庭でも、学校でも、ほとんど投資、お金について正しく教えてくれなかったからです。
親も、学校の先生も「教えなかった」のではなくて、「教えられなかった」のだと思います。
それは日本では、親も、学校の先生も、政治家も、行政の窓口担当者も、世界マーケットでの十分な投資の知識・経験を持つ人が少なかったからではないでしょうか？
実際、日本の私の両親は、投資と呼べるものは銀行預金だけだったと思いますし、「投資」という言葉を両親から聞いたことはありません。
私も株式投資を始めたのは、アメリカにきてからです。
ただ、日本でも2022年4月から高校家庭科の授業の中で「金融教育」が始まりましたね！！！
自身のお金を守るためにも、日本という国に頼らずに自分で資産形成をするためにも、また巷にあふれる投資話に騙されないためにも、10代の頃から投資、お金について正しく学ぶことは重要だと思います。
そしてその機会や場所、方法はたくさんあってもいいと思うので、私もまだまだ経験不足、未熟、勉強中の身ですが、投資に少しでも役立つようなブログサイトのようなものを始めた次第です。
正直、いまは「底、あっさ～」です。
でも、投資仲間とともに「底、あっつ～」にしたいと思います。
そして、私のまわりにはユニークな移住者が多いので、彼ら・彼女たちの経験等も紹介していきたいと思います。
サイトの名前はWasabi Street。
日本からアメリカへ、世界へ。
このストリートから、新しい世界や生き方への道が開かれるといいな。そんな願いをこめて。
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