投資にかかわらず、違和感を感じることは重要だと思います。
最近ではいえば、岸田首相発言ですが、私が違和感を感じたのは彼の発言ではなくて、彼の発言に対する日本のメディアや日本人の対応です。
私からみれば、これまでと真逆の発言なので「おいおい、どないなっとんねん!?」とつっこむべきだと思うのですが、私が知らないだけかも知れませんが、垂れ流しのメディア、聞き流しの日本人が多いように思えます。メディアは意見を言う場所ではないと思いますが、以下のように事実と照らし合わせた報道があってもよかったのでは? あと国民は「おい、これまでと言ってること違うやないか!」と、もっと怒っていいのでは?
岸田首相は、まったく株式投資をしていない。その彼が株式投資を国民に勧めるのはいかがなものか? また、彼をトップとする政治家が勧める株式投資を、世界はどこまで信用できるのか?
昨年10月に意欲的だった「金融所得課税」は、今回の発言と真逆ではないのか? 「金融所得課税はなし」と理解してよいのか?
昨年12月に言及した「自社株買いの規制」は、今回の発言と相反するものではないのか? もうこの規制はやらないと理解してよいのか?
やっぱり、私、わからないんですよ~岸田さんの発言って、国会メンバーの発言ですよね? ひとりで決めて勝手に発言していないですよね? 先日の発言の前に誰もこう言う人はいなかったんですかねえ?
「株式投資を促すのはいいと思うんですけど、岸田首相、まったく株式投資、やってないですよね? あと、昨年、株式投資にネガティブな発言いっぱいしましたし。それでどうですかねえ~説得力、ありますかねえ?」
ほら、ここもつっこみどころですよ「やっぱり、規制やるんかい! 昨年、すでに投資環境、じゅー--ぶんに損なってるぞ、おい!」
https://jp.reuters.com/article/matsuno-taxation-idJPKCN2MV0I2